第4話　にびの思い

この回のアニマルコミュニケーションでは、にびから大事な話がありました

納骨をしてほしい・・・と

この頃、にびとチェリーの遺骨はまだ私の部屋にありました

とてもじゃないけど手放せない

そう思っていました

だから、にびからこの話を切り出されたときは

とても痛いところをつかれたような気がしましたし

もう、いよいよ本当のお別れが近いのかと引導を渡された気持ちになりました

即答はできませんでした

にびも、急がなくていい、できたら考えてみて

そう言ってくれました

一方で、最近家族の会話の中に、にびの名前が出てくることがなくなった

忘れられちゃったのかな、私はいなかったことになったりしないよね

そう悲しそうに話すにび

一見矛盾していえるかのようなこの日の会話の中に

にびの思いが溢れていました

にびが大事に思っているのは

みんなの心の中に残るにびの記憶、楽しかった思い出

遺骨や遺品はそんなに重要ではない、執着しないで！

にびの思いがわかったので

私は納骨をする決心をしたのです

そして心の中でにびを抱きしめ何度も言いました

にびがいなかったことになんてなるわけない、そんなこと絶対にない！！

　　　　　　　　　　　　　　

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